2018年夏の医療系ドラマでは「グッドドクター」が最も注目されていると思いますが、
ドラマが後半戦へ突入してくると「透明なゆりかご」への期待感が増してきているように感じます。

私は日本版のグッドドクターは観ていないのですが、
アメリカ版のは第1シーズンを全話観ました。

透明なゆりかごは、よくネット上のマンガの広告で見かけていたので、
気になって無料の第1話だけは読んだことがありますが、1話目から衝撃的な内容です。

ただ・・・

申し訳ないけど正直「絵が苦手」で、その後も続けて読みたいと思わなかったんですよね。

それにしても、
「透明なゆりかご」というタイトルには一体どんな意味や思いが込められているのか
ちょっと調べてみました。

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透明なゆりかごの作者と簡単なあらすじ

透明なゆりかごの原作は、マンガ家の沖田×華(おきたばっか)さんの作品。

しかしすっごいペンネームですよね。

フリガナがないと読めなくないですか??

この沖田×華さん、3つの障がいを抱えながらこれまでの人生での実体験を漫画にしています。

学習障がい、注意欠陥多動性障がい、アスペルガー症候群というもの・・・

特に、対人関係で仕事がうまくできなかったり、
コミュニケーションが取れなかったりで波乱万丈な人生だっただろうと思います。

しかし沖田さんの実体験はとても人間味に溢れているし、ドラマティックなんです。

そんな沖田さんの人生の一コマである、この透明なゆりかごのあらすじを簡単にご紹介します。

「日本人の死亡原因の一位はガンじゃない。本当の一位は人工中絶手術何だ」

この言葉は、あまりにもショッキングですよね。

主人公のアオイは、産婦人科の看護師として働くことになるのですが、
妊娠、出産を喜んだり、赤ちゃんの誕生を心から祝うことで光を感じながらも、
中絶や死産という深い闇をも感じることになっていきます。

産婦人科の看護師としての経験を通して、
「命」についてもっと真剣に考えていかなければならないと訴えかけられる内容です。

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透明なゆりかごのタイトルの意味

産婦人科には、生まれてくる赤ちゃんと、生まれることができない赤ちゃんがいる・・・

つい、
お腹の大きな妊婦さんや、生まれたばかりの赤ちゃんを見ると「幸せ」を感じてしまいますが、
そうじゃない妊婦さんや産婦さんも日常的にたくさんいるんですよね。

私も流産を経験したことがあるので、
せっかく授かった赤ちゃんが生まれないことがどれだけ悲しいことかはよく分かります。

「透明な」というのは、
「クリアー」という意味ではないと原作者の沖田さんは語っています。

「存在していたのに、認識されることなく
「ない」ことにされた中絶で命を失った小さな胎児たちが、
透けているようなぼんやりしているような不安定感を出したかった。」

NHKで放送されたドラマ版透明なゆりかごの第一話では、
初っぱなから中絶の妊婦さんが描かれ、「命のかけら」というタイトルがつけられています。

生まれることができなかった命。

存在はしていなくても、私は忘れることはできません。

たとえ存在が不透明だったとしても、母親と一瞬でも一体になったのであれば、
心の中でいつまでも思いは消えずに残っているはずです。

toumeinayurikago,taitoru,sakusya

作者の思いと産婦人科の影

沖田×華さんは、准看護師から正看護師となり働いていたのですね!
産婦人科ではかなりハードワークだったでしょうし、
私たちがお目にかかれることは無い産婦人科の裏の裏まで知り尽くしているのでしょう。

そして、障がいがあるとはいえ、
沖田さんの観察力や思考力は一般の人とは少し違った角度で見えていたり、
感じていたりするのでしょう。

だからこそ出来た作品であり、
生まれてこれなかった赤ちゃんたちの叫び声を代弁しているのかもしれませんね。

早くもドラマの再放送を願う声が多いようなので、私もチェックしておかねば!

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